医療事業案内
大病院や専門病院にはない、地域に密着した親しみやすい良心的な医療。 いつでも気軽に診察を受けられます。 単に「病期を診る」だけではなく、生活全般の中で健康を考え、在宅医療にも力を注いでいます。また、終末期医療についても、「緩和ケア」や「尊厳死」、「在宅ケア」などその人らしさを尊重します。
医療機関としての今福診療所は、法的には「有床診療所」です。つまり、普通の病院ほど入院数は多くなく、最大19人までです。当診療所は入院については10人となっています。
外来診療などについても、関連ページを参照して頂きたいのですが、いずれにしてもキャッチフレーズに書いているような理念に基づいた医療を行っています。
更に付け加える必要があるのは、田中診療所長の信念として、医療だけでは限界があり、絶対に福祉や介護と連携をとらなければならないこと、そしてもう一つは、余分で不必要な医療(投薬・検査など)は絶対に行わないこと、この2点です。
このような立場こそ「医療生活協同組合」そのものの依拠するところではないでしょうか。
入院医療
「寝たきり」「寝かせきり」ではなく、患者様に少しでも楽しみや変化を感じて頂けるように、 病棟ホールの活用などできるだけ工夫をこらします。
当院には10床の入院病床があります。
医療保険上は「一般病床」ですが、高齢期の方の入院が中心となっています。
また、病院で急性期の治療を受け回復期、慢性期、リハビリテーション期にむかった方々の療養の場となっております。
様々な人生を歩んでこられた一人ひとりの患者様の、「その人らしさ」を可能な限り尊重できるよう取り組んでおります。
地域に密着し地域の皆様にとって、安心で信頼して頂ける診療所であるよう努力し取り組んでおります。また、レスパイト入院にも対応しています。「レスパイト入院」とは、介護者様の日々の疲れや冠婚葬祭、旅行などの諸事情により、一時的に在宅介護が困難となる場合に、期間を設けた入院の受け入れを行い介護者様の負担軽減を目指す仕組みです。
その他にも入院治療までは必要のない方が、何らかの事情でご自宅での生活が困難になった場合に「介護保険」を適用して入所・生活できる仕組みもあります。
この点については直接お問合せ下さい。
夜勤明けの申し送り |
ロビーでテレビを楽しむ。 |
療養担当規則等に基づく掲示事項 今福診療所
当診療所は、以下の事項について近畿厚生局和歌山事務所及び和歌山市保険所に届出を行い、受理されています。
◆一般病床10床(個室2部屋、4人部屋2部屋)
◆有床診療所入院基本料1
- 1 看護配置加算
- 当診療所には看護職員が7人以上勤務しています。
- 2 夜間看護配置加算2
- 当診療所には夜間も看護職員が1人勤務しています。
- 3 夜間緊急体制確保加算
- 当診療所には夜間も医師の内1人が当直し、緊急時に常時対応可能な 体制を確保しています。
田中良示(常勤/所長)他、3名の非常勤医師が輪番で担当します。
◆入院時食事療養(T)・特別管理加算・栄養管理実施加算
管理栄養士によって管理された食事を、適時適温で提供しています。
◆褥瘡患者管理加算
◆在宅療養支援診療所・在宅時医学総合管理料・在宅末期医療総合診療料
24時間緊急の訪問診療・訪問看護ができる体制を整えています。
◆電子加算
外来診療
安心して頼れる「かかりつけ医」として、地域の皆さんから信頼される診療所であり続けること を心がけています。
★日曜・祝日も午前中は診療! ★「物忘れ(認知症)外来も開設! |
待合室の様子 |
◆第4日曜日 午前中のみ、完全予約制 ◆予約先 今福診療所 ★特定検診・後期高齢者検診など各種検診も行っています。 特定保険指導も対応できますのでご相談ください。「企業検診」についても、「眼底検査」を含め対応できますので、具体的検診項目などご相談ください。 ★各種予防接種(予約制) |
外来診療時間表
今福診療所 2024年7月現在
診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
朝 9:00〜12:00 | 田中 | 田中 | 田中 | 田中 | 阪口 | 木村 | 輪番 |
火曜 1:30〜 2:30 土曜 3:00〜 5:00 |
× | 徳田 | × | × | × | 木村 | × |
夜 5:30〜 7:30 | 田中 | 田中 | × | 田中 | 田中 | × | × |
※休診日 第2日曜日
※日曜午前は当直医師が輪番で担当します。
※祝日の場合も午前のみ診療があります。
※整形診察は火曜の午後1時30分〜2時30分です。
在宅医療
自宅で最後を迎えたい・・・そんな思いをお手伝いする、究極の在宅医療・在宅ケアを目指しています。
訪問診療を中心とする「在宅医療」は、単に通院が困難だから診にきてもらうということではないと思います。昔のいわゆる「往診」とは少し意味合いが違ってきているのではないでしょうか。
特に、「最後を自宅で迎えたい」という場合、当生協・診療所では、訪問診療だけでなく、訪問看護・訪問介護を含めあらゆるサービスを24時間体制で投入し、その思いを達することができるようにしたいと考えています。
まだ充分とは言えませんが、「訪問看護ステーション」の設立をはじめ、名実ともに「在宅療養支援診療所」としての、地域における役割を果たしていけるよう努力しています。