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地域福祉活動
地域の支えあいのしくみづくり
〜共に支えあい みんながつながる 福祉のまち上山〜
上山市の高齢化率は、令和5年9月末時点で40.1%となっており、高齢者の単身世帯、高齢者夫婦世帯も増加しているのが現状です。
また、少子高齢化が進む中で、地域との関わりが少なく、社会的に孤立している方も増えています。困っていても、助けを言うことができずにいて、地域の中で孤立「社会的な孤立」となっている方もいます。
国では、このような社会構造や暮らしの変化に応じて、制度・分野ごとの『縦割り』や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えつながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく「地域共生社会」の取り組みが求められております。
住み慣れた地域で、安心して安全に暮していくためには、近隣同士の助け合いが不可欠となっております。地域住民が主体となり、共に支え合う地域づくりを積極的に推進する必要があります。
1.地区福祉連絡会
上山市では、地区会の中に、福祉的な取り組みや情報交換を行う場として、「地区福祉連絡会」の設置をお願いしています。住み慣れた地域で、助け合いの意識づくりが育まれることを目的として、地区会長や民生委員をはじめ、多くの地区役員の方々によって支えられ、地区の実情に合った企画や事業等に取り組んでいただいています。
◆主な活動内容◆
@ 福祉協力員の設置
A 高齢者等への友愛訪問活動
B ふれあい・いきいきサロン活動の設置と運営
C ふれあい会食会及び配食サービスの実施
D 福祉研修会・健康教室等の開催
E 世代間の交流を図る事業の推進
F 各種団体との連携や行事への参加
G 非常時の緊急援護体制づくり
H 地区内の奉仕活動(除雪、清掃活動等)
2.福祉協力員の活動
福祉協力員は、身近な地域での見守り活動を通じて、地区内や隣近所での福祉課題や困っている人を早期発見する、地区のアンテナ役です。地区会長や民生委員・児童委員と連携を図りながら地域福祉活動を推進していただいています。各地区の中から選任いただき(主に地区役員や隣組長等)、市内の約2,100名(令和5年8月時点)の皆さんからご協力をいただいております。
◆福祉協力員の主な活動内容◆
@ 地域の中での気がかりな方等への見守り活動と奉仕活動
(例:声かけ、安否確認、話し相手、除雪、ゴミ出し等)
A 日常生活を送る上で困りごとを抱えている人への気づき
B 関係者・関係機関への連絡や報告
(地区会長、民生委員・児童委員、市役所、地域包括支援センター他)
3.住民一人ひとりの活動
各地区の中で、様々な方によって見守り活動が行われておりますが、地域住民一人ひとりが見守りへの意識や理解を持つことで、見守りの行き届かない方をできるだけ少なくすることにつながっています。
ふれあい・いきいきサロンづくりの推進
●地域で気軽に集える憩いの場づくり
・ご近所の友人達と、気軽に地区の公民館へ集まって、楽しい時間を過ごす…それが「ふれあい・いきいきサロン」です。上山市では令和5年8月末時点で、75地区、79サロンで実施されていますが、それぞれ地域の実情や特性に合わせ、対象者や運営方法、内容が異なります。
・サロンでは、お茶会、レクリエーション、会食などをしながら、「楽しい」「参加しやすい」「仲間づくり」の活動が行われており、健康管理のため保健師や看護師などが健康チェックに 訪れたりもしています。みなさんの地域でも、「ふれあい・いきいきサロン」を始めてみませんか?
●ふれあい・いきいきサロン活動を助成します(共同募金配分金事業)
・当協議会では、市民によるサロン活動に対して、事業費の一部を赤い羽根共同募金を活用して助成しております。令和5年度もふれあい・いきいきサロン推進事業の助成金を交付しますので、事業を実施する地区・団体について、申請書の提出をお願いいたします。
・なお、昨年度より助成金の交付は、口座へのお振込みとさせていただきます。口座をお持ちでない場合については、お知らせくださいますようお願いいたします。
【活動に対する助成金について】
対象 | 概ね年6回以上開催し、1回あたりの参加人数が5人以上で、お茶のみ等の活動を行っているサロン |
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助成額 | 年15,000円以内 |
【申請書や報告書などの様式については、下記よりダウンロードできます。】
※実施要綱をご確認の上、申請してください。
・ふれあい・いきいきサロン推進事業実施要綱(PDF)
・助成金交付申請書(word)
・振込口座依頼書(word)
・事業実績報告書(word)
●さらに、ふれあい・いきいきサロンづくりの運営を支援します。
・サロン活動サポーター養成講座の開催
サロンの運営を支援・協力するサポーターの育成
・講師等の調整に協力します(随時)
令和6年度ふれあい福祉活動応援事業助成団体募集
対象となる団体 | 活動の拠点が上山市にあり、上山市民を対象に継続的事業を行う福祉団体 |
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助成対象事業 | @地域福祉または在宅福祉の普及向上に関する事業 A高齢者の生活支援、健康づくり又は生きがいづくりに関する事業 B障がい者の自立支援及び社会参加促進に関する事業 Cボランティア活動の活性化に関する事業 |
助成金額 | 助成率は事業費の3分の2以下とし、1団体10万円を上限とします。 |
対象経費 | 活動事業を行うのに直接要する費用 (ただし、人件費、打ち合わせ会や反省会などの食糧費や、団体の経常的な運営費は除く) |
【詳細は以下をご覧ください】
・上山市社会福祉協議会ふれあい福祉活動応援事業助成金交付要綱(PDF)
・ふれあい福祉活動応援事業助成金交付申請書、ふれあい福祉活動応援事業計画書(excel)
・助成対象経費(PDF)
第74回山形県民福祉大会表彰
第74回山形県民福祉大会表彰として、永年にわたり県内で社会福祉や地域福祉の推進にご貢献、ご尽力されてきた皆様が表彰されました。
県知事表彰
・社会福祉事業従事者等 従事者
社会福祉事業に永年従事している方で、その功績が特に顕著である方に贈られました。
松下智徳 様(社会福祉法人 上山市社会福祉協議会)
大会会長表彰
・一般社会福祉事業関係功労者
社会福祉施設、社会福祉協議会および社会福祉事業団体等の役職員として、永年その職務に精励され、功績顕著である方に贈られました。
大類準子 様(社会福祉法人 偕寿会 特別養護老人ホーム蓬仙園)
冨田清香 様(社会福祉法人 偕寿会 特別養護老人ホーム蓬仙園)
表彰された皆様、おめでとうございます。
令和6年度上山市社会福祉協議会福祉功労者表彰
※(写真左から)
佐藤邦子 様、前山悦子 様
令和6年11月30日(土)に上山市福祉大会の式典で、令和6年度上山市社会福祉協議会福祉功労者として、長きにわたり本会のふれあい食事サービス調理・配食ボランティア並びに地域福祉事業の推進に積極的に御尽力された3名へ表彰状を贈呈させていただきました。
※清野良子 様は、当日所用のためご欠席されました。
【表彰状】
佐藤邦子 様(ふれあい食事サービス調理・配食ボランティア)
清野良子 様(ふれあい食事サービス調理ボランティア)
前山悦子 様(ふれあい食事サービス調理ボランティア)
表彰された皆様、おめでとうございます。