訪問介護・障害福祉サービス
豊富な人材群で、きめ細かな対応をいたします。
ウィングは、介護が必要な状態になってもできるだけ住み慣れたご自宅での生活を希望されている方を応援していきたいと思っています。
在宅生活を安全に、また快適にお過ごしいただくためにも最も頼りになるのが、ヘルパーサービスです。
ウィングは、豊富な人材により、利用される方のそれぞれのニーズにきめ細かに対応してまいります。
※当社は障害をお持ちの方へのサービスである、居宅介護・重度訪問介護を提供しております。
訪問介護(ホームヘルプサービス)とは?
訪問介護員(ホームヘルパー)などがご自宅に訪問し、介護や日常生活上のお世話を行うサービスです。
ホームヘルパーなどのスタッフが、ご自宅を訪問して必要なサービスを行います。
食事や排せつなどの介助を行う「身体介護」、調理や掃除などを行う「生活援助」をはじめ、ご自宅での生活に関するサービスや日常生活でのアドバイスをいたします。
サービスの内容
身体介護、生活援助、乗降・移動介助などを手がけます。
- 身体介護
- 日常的な介護を必要とする方に、身体機能向上のための適切なサービスをご提供いたします。
食事、洗面、入浴、部分浴(陰部・足部などのみの洗浄)、清拭(せいしき:身体を拭いて清潔にすること)、洗髪、排泄、衣類の着脱、床ずれの予防、体位変換・姿勢交換、ベッドメイキング、歩行、車いす等にかかわる介助。 - 生活援助
- ご利用者様が単身、ご家族がご病気などの場合に自立支援やご家族の負担軽減のために適切なサービスをご提供いたします。
買物、調理、配膳、洗濯、掃除、衣類の整理、薬の受け取り等にかかわる介助。 - その他
- 乗降介助、移動介助、趣味等の介助。
- 相談・助言・情報提供
- 生活上の不安や介護に関するご相談、さまざまな情報のご提供。
スキルアップ研修会
【2016年.第2回スキルアップ研修会】
先日、敬老の日を迎えました。9月15日時点で65歳以上の人口は3461万人、総人口比27.3%だそうです。高齢化社会がますます進んできており、ヘルパーさんおひとりおひとりの力が重要になってくることと思います。
さて、本日のテーマは「現場で役立つ介護実技〜その2〜」です。
ベッドから車いすに移動・おむつ交換・かぶりの洋服の交換…3つの介護実技を行いました。
日頃からヘルパーさんとして行っている内容ですので、きちんと介護動作ができている反面、ヘルパーさんは利用者様と1対1ですので、「本当に正しくできているのだろうか?」「もっと違ったやりかたがあるのでは?」などという思いもあるようでした。
ヘルパーさんに実際にやっていただいたり、サービス提供責任者からのワンポイントアドバイスがあったり、動作や質問について活発な意見が交わされたりしながら進められていきました。研修の様子を見ているだけで、介護の技術・向上心などウィングのヘルパーさんの質の高さが感じられ、今後の仕事に活かせるような実のある研修会となりました。
【2016年.第1回スキルアップ研修会】
立春も過ぎ、日中はときおり春の日差しを感じさせるような日もありますが、朝晩はまだまだ冷え込む毎日。本日も夕方からぐっと気温が下がってきましたが、たくさんのヘルパーさんが参加して研修会が行われました。
本日のテーマは「認知症について」です。
現在の日本、ご存知の通り高齢化社会が進んでおり、なかでも認知症の方をとりまく事件・事故が大きく報道されたりと世の中でも認知症への関心度は高くなってきていると思います。
そして私たちは、介護という仕事で認知症の方々と多く関わりをもって仕事をしています。
ここでもう一度、認知症を正しく理解するための研修を行いました。
認知症の原因となる病気とその症状。認知症を理解した上での対応の仕方などを改めて学びました。
認知症の方への音楽療法によって脳が活性化され、様々な効果があらわれたという映像を見て、その方の表情の変化に驚きを感じました。
理解しているようで忘れがちな認知症の方の気持ち。何も感じないわけではない、わからないわけではない、どうにもならないどうにもできない不安な気持ち。
今回の研修で、認知症を理解し、受け入れ、そして寄り添うことができるよう、そして今日学んだこの気持ちを忘れずに、今後の介護の仕事に生かせればと思いました。
【2015年第4回スキルアップ研修会】
「介護職としてのビジネスマナーについて」
「マイナンバー制度について」
10月に入り、だんだんと肌寒い日が多くなってきましたが、ウィングのスタッフ、 特にヘルパーさん達は毎日元気に頑張っています。
今回の研修は、サービスの基本とも言える「ビジネスマナー」について改めて学ぶことにしました。
冒頭、訪問介護の現場に即して“よいマナー”“悪いマナー”を対比したわかりやすいDVDを見ながら、挨拶・第一印象・言葉づかい・お客様とのコミュニケーションのとり方などを学習。引き続いて社長より“笑顔”の作り方や表情筋のトレーニング方法などの話があり、表情一つ、言葉一つでお客様を喜ばせることもできるし、不快にさせてしまう こともある、という事を深く感じることができた研修となりました。
第2部として明年1月から実施されるマイナンバー制度について概要を学び、それぞれが自身のマイナンバーをしっかりと管理し、適切に運用できるように学習しました。
【2015年第3回スキルアップ研修会】
梅雨も明け、夏本番!連日の真夏日ですが、今日もヘルパーさんは利用者様宅で頑張っています!
そんな中でも、たくさんのヘルパーさんが集まってくださいました。
今回の講師は、みやざきクリニック院長宮崎敦史先生です。
「父の介護を通して思うこと」というテーマでお話をしていただきました。
医師であり、息子である先生から見た父親の在宅介護。たくさんの愛情をもって共有した時間、ご家族で過ごした時間が最期の時までつづられていました。
ヘルパーさん、スタッフの目にはどう映ったでしょうか?
ご自身が訪問している、関わっている利用者様と重なった方、思い出した方もいるのではないでしょうか。そして、おひとりおひとりの生きてきた人生があり、ご家族があるということを宮崎先生の話を通して思い出したのではないでしょうか。
在宅介護は、簡単ではありませんが、宮崎先生のような温かい在宅介護に近づけるようお手伝いしていけたら・・。そして最後には、ご本人様やそのご家族様に「ウィングでよかった」と思っていただけるようなサービスを提供していけたら・・、と思いました。
最後に、宮崎先生の専門である、消化器科内科に関わる症状や介護する上で気になっていたことなどを質問し、アドバイスをいただき終了となりました。
宮崎先生の話を通して、毎日毎日繰り返している在宅介護とご自身の親の介護について考えるいいきっかけとなりました。
【2015年第2回スキルアップ研修会】
ヘルパーの職業病とは?と聞かれて真っ先にあげられるのが腰痛。車椅子への移乗や入浴介助、腰に負担がかかる身体介護は多々あります。それぞれ腰ベルトをしたり、姿勢を意識したりと予防をしていると思います。
そこで、今回のテーマは『腰痛のしくみと予防について』です。
講師は、仙腸関節のスペシャリストJCHO仙台病院副院長村上栄一先生です。
JCHO仙台病院には、日本で唯一「腰痛・仙腸関節センター」があり治療を行っています。
さて、腰痛と聞いて思い浮かぶのが椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの病名があがりますが、原因のわからない腰痛も多いそうです。
その中には仙腸関節が関係していることが多いそうです。
聞きなれない仙腸関節について、働きや痛みの症状、症例、予防などについてお話をしていただきました。座る生活、歩かない生活・・世の中が便利になり畳で正座をする生活から椅子に座る生活へ、目的地まで歩く生活から近所のスーパーにも車でいく生活へ。そんな生活の変化が腰痛の原因でもあるということでした。
介護の仕事をしているから腰痛になるのではなく、よりよい介護を続けるためにも、日頃の生活習慣を見直して予防をしていかなければいけないことが分かりました。
介護の技術だけでなく、ヘルパーさんが健康で元気に仕事が続けられるよう今後もいろいろな内容で研修会を開催したいと思っています。
そして村上先生の腰痛についてのお話、通常では聞くことのできない、貴重な時間となりました。
【2015年第1回スキルアップ研修会】
介護保険制度が平成12年4月にスタートして今年で15年。
ウィングにはスタート当初から、仕事をされているヘルパーさんもたくさんいます。
在宅のヘルパーさんは、利用者様と一対一で介護を進めていきます。
そんな中で、「他のヘルパーさんはどうやっているんだろう?」
「こんな時どうしているんだろう?」と思いながら仕事をされている方もいると思います。
そこで、今回のテーマは『現場で役立つ介護実技〜その1』です。
出された課題にそって介護をしていきます。
数人の方に、実際に介護をしていただきました。皆さん利用者様にとって一番良い方法で利用者様を思いながら介護を行っているのが伝わってきます。
利用者様は、千差万別。介護には「これが正解!」という答えは一つではありません。
それでも、基本となる考え方、動き方があります。
「安全安楽に行う」「利用者様の残存機能を活かす」「個人の尊厳を尊重する」「自己決定を促す」「利用者様の同意を得ながら行う」「健康状態の把握」基本を忘れず、それぞれの利用者様にとっての正解を目指したいと思います。
今回の研修は、自分の介護はどうだろう?とあらためて考え、見直す、確認する、いい機会となりました。
▼ クリックすると過去の研修の内容がご覧いただけます
【2014年第4回スキルアップ研修会】
梅雨明け間近・・!?しそうでしない毎日が続いています。蒸し暑い中ですが、より良い介護を目指すヘルパーさんが、1日の仕事を終えた後、仕事の合間をみて、集まりました。
今回のテーマは「褥瘡について」です。
褥瘡とは・・・「褥」は「ふとん」のこと「瘡」は「できもの」のことです。ですので、長期間寝込んでいる時に生じる、できものという意味です。
まずは、予防することが大事であり、予防の第一歩は、毎日の皮膚観察ということでした。
オムツ交換、入浴介助、着替えなどヘルパーサービス中に皮膚観察できる機会は多々あります。その中で決まったサービスを遂行するというだけでなく、身体の変化はないかという別の視点を常に意識することが必要であると感じました。
そして、ベッドや車椅子を利用して生活していく中での予防のポイントを学びました。 褥瘡ができてしまったら、なぜ出来たのか?原因を様々な角度から考え、その原因を一つ一つ取り除いて改善していくこと。それが治療であり、今後の予防につながるということでした。
進行した褥瘡は、かなりの痛みが伴うと聞きます。利用者様の精神的・肉体的苦痛を増やさないためにも、さまざまなところに目を向けて介護をしていかなければいけないと思いました。
【2014年第3回スキルアップ研修会】
皆さんは「8020運動」をご存知ですか?「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう!」という運動です。たとえ、達成できなくてもきちんと義歯などを入れて噛むことができる、口の中を良好に保つことができれば、長い期間食べる楽しみを味わうことができます。
そうあるために、今回は「口腔ケアについて」学んでいきたいと思います。
健康な人であれば、特に意識することなく、食べたり飲んだり、噛んだり、声を発したりします。なにげないその動き・働きは加齢とともに変化があらわれてきます。口腔の変化は全身の健康に対して影響があるということを認識する内容となりました。
口腔ではどんな働きをしているかを知り、口腔ケアをすることの目的・意義を知ることで口腔ケアの重要性の理解が深まりました。
「口は心への入口であり、とても大切でデリケートな場所である」「口が開けは心が開く」
この言葉をこころにとめながら、口腔内の異常に気づけるよう、日頃の観察力・コミニュケーション力を養うことも必要だと感じました。
利用者様が美味しくご飯が食べられるように、楽しく会話ができるように適切な口腔ケアをしていきたいと思いました。
【2014年第2回スキルアップ研修会】
少しずつ暖かくなり、春の気配が感じられる今日この頃。寒い間、閉じこもりがちだった利用者様も、春の日差しにさそわれて、外に出かけたくなる季節となりました。
そんな時、気がかりなのは、“排泄”のことです。70才を過ぎると、半数をこえる方々が軽い尿もれを経験しています。そんな軽度の方から重度の方まで、必ず利用する排泄用具。
そのことについて、今回は学んでいきたいと思います。
テーマは「排泄用具の選び方、紙オムツのあて方について」です。
講師に、ユニ・チャームヒューマンケア(株)中澤静香様をお招きして行われました。
まずは、利用者様を知ること。利用者様の生活スタイル・状況や体の状態を理解した上で、適切な排泄用具を選ぶことが必要であるということ。そして、それぞれの商品(オムツ・パッド・パンツ等)を知るということでした。
具体的な説明や商品の紹介、そして目で見て、触って感じることで、わかりやすく納得できる内容でした。商品の組み合わせや、適切に使用することによって、・介護負担の軽減
・コストの削減 ・肌トラブルの改善 につながることがわかりました。
研修終了後に、社長から「私たちは、在宅での生活を支援している会社です。利用者様本人の望みは、最後まで住み慣れた我が家で過ごすことなのです。ご家族だけでは支えきれない在宅生活をヘルパーさん、ケアマネージャー、デイサービス、スタッフ一同が一丸となって、知恵をしぼり、工夫して支えていきましょう。」というお話がありました。
今までやってきた“排泄介助”という身体的な介護に加え、講師の中澤様からの「どうぞ、高齢者の方に伝えてください。アドバイスしてあげて下さい。」という言葉のように、私たちの知識や経験、そして今回のように学んだことをアドバイスできるよう、生かせるよう成長していきたいと思う研修会となりました。
【2014年第1回スキルアップ研修会】
いよいよ冬も本格化し、毎日寒い中でも頑張って仕事をしているヘルパー・スタッフが、自身の向上のために仕事終了後に集まり行われる研修会。 2014年、第1回目が開催されました。
今回のテーマは「認知症について」です。
認知症という病気そのものを理解し、それによっておこる症状を知る。そして、認知症の方の思いを理解することが必要であるということを学びました。
会話が通じなかったりすると「何もわからない」「理解していない」と思ってしまいがちですが、認知症の方でも思いがあり、求めていることがあるということを私達が忘れてはいけません。同じことの繰り返しの介護と思わず、本人の声に耳を傾け、伝えてくるサインを見逃さないよう、介護する側ができることを考えていかなければいけないとあらためて考えさせられる研修会となりました。
【2013年第5回スキルアップ研修会】
秋といえば、「スポーツの秋」「読書の秋」そして「食欲の秋」。食べることは栄養の摂取はもちろん、人生の喜び、生きる意欲につながります。 そこで、今回は「高齢者の摂食と嚥下」をテーマに、ヘルシーフード(株)特販営業課課長の福田浩人様を講師にお招きして行われました。 摂食の仕組みと嚥下障害について学び、安全に食事をするためには様々な工夫が必要であり、例えば食前の舌の体操や食事中の姿勢、食べやすく工夫された食器具、飲み込みやすい調理の工夫などと、お一人お一人の状況に応じて考えることがたくさんあることを感じました。
たくさんある中でもやはり基本となるのは、食べたいと思えるもの(好きなものや、美味しそうな見た目や風味)をお出しするということ。食事の時間を楽しみにしていただけるよう、まだまだ努力しなければいけないことがあると感じました。
【2013年第4回スキルアップ研修会】
暑い夏もひと段落してきましたが、今年の夏も、毎日、汗と匂いと格闘して過ごしてきま
した。
さて、今回のテーマは「身体の清潔について」です。
清拭やおむつ交換、足浴など日頃介護サービスで実施されている方は大勢いると思います。
なぜ、身体を清潔に保つ必要があるのか?あらためて基礎から学ぶことによって、普段行
っている清潔を保つためのサービスを見つめなおすことも必要です。身体の清潔は「体の
健康」「心の健康」を保つことです。“慣れ”てしまわないように、良いところを取り入れ、
ご自分の動きを確認しながら介護していく、次のステップへと進む良い機会となりました。
【2013年第3回スキルアップ研修会】
経済が豊かになり、科学技術も発達し、より便利で快適な生活が実現している現代社会。
一方で、現代人は多くのストレスをかかえ生活しています。
今回は、「メンタルヘルスケア・心と体の変化とケアについて」をテーマに宮城産業保健推進センター・シニア産業カウンセラーの佐藤祥子様をお招きして研修を行いました。
ストレス度、精神疲労度を自己チェックし、自分の状態を知ることからはじまりました。
ストレスは心の病へとつながり、病気の元凶ともなりえるものです。ストレス緩和につながるお話を聞き、それぞれが、自分にあった方法で少しでも解消していければ・・と思いました。「人は、ストレスは2つまでなら頑張っていける。3つ抱えてしまうと身動きができなくなり、病気になってしまいます。」とお話されていました。そうなる前に、外に発信すること、SOSを出すことの必要性をあらためて感じました。
【2013年第2回スキルアップ研修会】
今回のテーマは「しっかりアセスメント、快適福祉用具」です。
(株)スペースケアの廣瀬英紀様を講師にお招きして行われました。
福祉用具・・・利用者様のお宅でよく利用されているものといえば、車椅子やベッド。歩行が困難になったり、起き上がりや立ち上がりができなくなったり、病気をしたりと それぞれの理由でお身体の状況がかわり、利用されていると思います。
何気なく使っている福祉用具。選定するために必要なこと、大事なことを教えていただきました。そして、正しく使えなければ、生命をも脅かす危険性があるということを学びました。
福祉用具の適切な使い方について、長く仕事を続けてこられたヘルパーさんたちは、経験から学び、身につけてきました。あらためて人体骨格モデルを使い説明していただくと新たな発見があった方も多いようでした。
福祉用具の使用について「少しの知識、ノウハウで利用者と介護者が楽になる」というお話を受け、学ばなければならないことはまだまだたくさんあると実感しました。
「福祉」という言葉を調べると、“「しあわせ」や「ゆたかさ」を意味する言葉”と出てくるページがありました。利用者様の生活に、少しでも「しあわせ」や「ゆたかさ」が増えるよう、知識となる研修会を続けていこうと思います。
【2013年第1回スキルアップ研修会】
冬の感染症、インフルエンザやノロウィルスが流行したり、体調を崩される方が多く見受けられる季節です。
ヘルパーさんも訪問した際に、いろいろな緊急事態に遭遇することが考えられます。 そんな時に、落ち着いて対処ができるよう「緊急時の対応について」をテーマに研修会が行われました。
まずは、ビデオで緊急時の対応の仕方を確認し、次にサービス提供責任者から、ウィングで行っている対応の仕方、連絡体制をあらためて説明し、ビデオ内容の補足をお話されました。 その後、今回研修を受けて、どのぐらい理解されているか問題が出されました。皆さん、周囲の方と確認しながら、真剣に解答を出していきました。
研修後、社長からの挨拶の中で、「緊急時の対応を今回学んだからといってすぐに身につき、その場面になった時に対処できるというものではありません。今回学んだことを繰り返し反復し、各自が訪問している利用者様の場合はどういうことが起こりうるだろうかということを考え、いざという時に落ち着いて対処できるように、常日頃の努力が大切です」とお話がありました。
2013年、最初の研修会は、改めて私たち一人一人が重要な役割を担っていると考えさせられる内容となりました。
【2012年第5回スキルアップ研修会】
2012年最後の研修会は、「在宅酸素療法について」です。
在宅酸素療法をされる患者様は、年々増えてきているそうです。実際に酸素ボンベをもって街を歩いている方など、見かけたことがある方も多いと思います。
そこで、帝人在宅医療(株)小金森達也様をお招きして、講義をしていただきました。
在宅酸素療法の意義や目的、導入までの仕組み、在宅酸素濃縮器の説明など、お話いただき実技に移りました。
実際に、携帯用酸素ボンベを使い呼吸体験をしました。健康な体では体験することがない、貴重な経験をさせていただきました。
そして、研修後には・・・。
1年間の疲れを吹き飛ばし、来年へのエネルギーとなりますようWingヴィンテージ倶楽部バンドによる、クリスマス・サプライズコンサートが開かれました。
テーブルには、チキンやサンドイッチなどの軽食が並び、ポンポンがヘルパーさん全員に手渡されました。
演奏がスタートすると、リズムに合わせポンポンを振ったり、立ち上がり踊ったり、声を合わせ歌ったりと、それぞれに楽しんでいました。
全6曲、あっという間に時間がたち、盛り上がる中サプライズコンサートは終了しました。
【2012年第4回スキルアップ研修会】
2012年4月より、介護職員等による「たんの吸引等」の実施は法律において位置づけられることとなった。今後、たんの吸引等を実施していくにはどのような手続きが必要なのか、またたんの吸引をする上で必要な「たんの吸引等の行為」について、人体モデルを使用した実技研修を中心に学んでいくことにした。
【2012年第3回スキルアップ研修会】
在宅での介護サービスを利用されている利用者様の中には、嚥下(飲み込み)機能が低下してしまったために、「胃ろう」による栄養摂取をされている方も少しずつ増えてきています。そのため今回は「胃ろうについて」をテーマに研修を行いました。
「胃ろう」による栄養剤も液体栄養剤から半固形栄養剤までさまざま。状況にあわせて選択できるようになっています。 |
DVDも使用して「胃ろう」によるケアの仕方をわかりやすく学習しました。看護師さんによる講義に真剣に耳を傾けていました。 |
【2012年第2回スキルアップ研修会】
今回のテーマは「口腔ケアについて」と「改正される介護保険制度について」です。 口腔ケアは、高齢者の健康管理の上では極めて重要なケアですが、目に見えにくい口の中の衛生管理は、見逃されがちであり、ケアの手が行き届かなくなることもしばしばです。しかし、それを怠ると誤嚥性の肺炎を引き起こしたり重大な疾患の引き金になってしまいます。そこで今回は、歯科技工士の飯田昭彦先生に、歯や歯茎の構造や特性を踏まえた上でのケアの仕方を講義していただきました。
また本年4月から改正される介護保険制度について、特に訪問介護の改正点に絞って勉強しました。制度の改正に伴って利用者様やご家族様によく理解していただく必要があるので、身体介護・生活援助・予防訪問介護の各サービスの改正点についての学習を行いました。
「口腔ケア」について、歯の模型などを使ってのわかりやすい説明を聞き、改めてお口の清潔の大切を実感しました。 |
6年ごとに改正される介護保険制度。現在のサービスが利用者ごとにどう変わるのかが大きな関心事。皆真剣です。 |
【2012年第1回スキルアップ研修会】
2012年の第1回目となるスキルアップ研修会は「移乗の方法について」をテーマに開催した。介護には”移乗”行為はつきもの。介護者であるヘルパーさんや施設のスタッフにはとりわけ体への負担も大きい。
そこで今回は、理学療法士の舟山先生を講師にお招きして、ベッドからの移乗方法や車椅子への移乗方法について、介護者の負担の少ない安全な移乗方法についてわかりやすく教えていただいた。
ベッドに寝ている要介護者を起こすことは、介護者の大きな負担に。よりスムーズに介助ができる方法を学んだ。 |
講師の舟山先生も実践を交えて汗だくになって奮闘してくださいました。車椅子への移乗もこれでバッチリ。 |
そして研修の終了後には”サプライズ”が・・・。日頃、介護で苦労されているヘルパーさんのリフレッシュになればと思い、社長と友人の鈴木さんで活動している「湘南バブルブラザーズ」によるスペシャルライブがプレゼントされた。
日頃の介護疲れを吹き飛ばす癒しのひとときになったでしょうか?
ヘルパーさんの前では初登場の「湘南バブルブラザーズ」。文字通り、さわやかな湘南サウンドが広がった。 |
ライブを聞きながら、一瞬青春時代のあの頃に戻った様な表情で一曲一曲に思いをよせているスタッフ。 |
【2011年ウィングスキルアップ研修】
今回は、「感染症への対応について」をテーマにして研修会を行いました。
最近では、「ノロウィルス」や「新型インフルエンザ」などの感染症が深刻な社会問題となっています。学校や病院や介護施設だけではなく、在宅においても例外なく、感染症への対策は欠かせないものとなっています。
そのため「介護者自身の感染予防」と「感染の拡大防止」の両方の視点から、正しい知識と介護者としての技術等を学びました。
感染症の標準予防策(スタンダードプリコーション)についてDVD教材を活用して学習しました。
看護師さんを講師に、特に在宅現場における感染予防の手順、注意点などを確認しました。