よこはま地域ネット24とは
横浜市定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業者連絡協議会の呼称です。

横浜市では日中・夜間を通じて高齢者の在宅での生活継続を支援するため、計画的に定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所を全18区に整備しています。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護の基本的な考え方

「最終的な目標」
「単身・重度の要介護者」であっても、在宅を中心とする住み慣れた地域で、尊厳と個別性が尊重された生活を継続することができるような社会環境の整備

〇本サービスは、在宅の要介護高齢者の日常生活を支えるために必要な介護・看護サービスを、包括的かつ継続的に提供するものであり、「地域包括ケア」の仕組みを支える基礎的なサービスとして位置付けられるものである。

〇本サービスは、適切なアセスメントとマネジメントに基づいて、介護サービスと看護サービスが連携をはかりつつ、「短時間の定期訪問」「随時の対応」といった手段 を適宜・ 適切に組み合わせて、1日複数回、「必要なタイミングで「必要な量と内容」のケアを一体に提供する「まったく新しいサービス願望」である。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護の基本コンセプト

①一日複数回の定期訪問と継続的アセスメントを前提としたサービス
一日複数回の定期訪問によるサービス提供を行い、在宅生活を包括的に支えるとともに、利用者の心身の状況について介護・看護の視点から継続的にアセスメントを行う。
②短時間ケア等、時間に制約されない柔軟なサービス提供
継続的なアセスメントに基づき、施設におけるケアと同様、利用者の状況に応じて、提供時間の長さやタイミングを柔軟に変更しながら必要なサービスを提供する。
③「随時の対応」を加えた「安心」サービス
一日複数回の定期訪問に加え、利用者からのケアコールを受けた場合に、利用者の心身状況等を踏まえ、ケアコール内容を総合的かつ的確に専門員が判断し、必要な対応を随時に行うことにより在宅生活の安心感を提供する。
④24時間の対応
中夜間帯を中心に定期訪問・随時対応サービス提供を行い、起床から就寝までの在宅生活を包括的に支えるとともに、発生頻度は少ないながらも確実に存在する深夜帯のニーズも対応するため、24時間の対応体制を確保する。
⑤介護サービスと看護サービスの一体提供
在宅生活を包括的かつ継続的に支える観点から、利用者の看護ニーズに対応するため、介護・看護サービスを一体的に提供する。
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