代表メッセージ

社訓「業励徳修」

生きていくのには羅針盤が必要。それはちょうど道路標識のようなもの。

数年前、祖父が書いたであろう墨書を数幅身近に置くこととなった。その内一幅は、私の記憶の片隅にわずかな残像ではあるが、祖父の大きな仏壇のあった部屋に掛けられていたものである。

「業励徳修」と書いてある。私は最近この言葉が気になるようになってきた。

「徳を修む」は良く解らない。

「業に励む」は自己流の解釈だが「仕事に励む」ことだと思っている。おそらく代々ずっと昔から仕事に励んできたにちがいない。そう確信している。

りんごの里の社員には、仕事に励んでほしいと願う。

自分の仕事にプロとしての誇りを持ってもらいたい。

2019年社訓を「業励徳修」と定める。

 

有限会社
代表取締役 神部寿郎

ソーシャルワークグループ「SDGs宣言」

2022年度 事業指針

りんごの里グループ事業指針

今期わが社は、会計年度第20期に入り、2023年8月に創業20周年を迎えます。普遍的な利益を求め、新たな成長を期し、昨年11月にSDGs宣言を制定しました。SDGsの達成に向け、『利他』の企業理念『この街で自分らしく生きていくことを支援します』というミッションにもとづき、事業活動を通じて「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献し、地域課題の解決および、持続可能な社会の実現に努めると宣言しました。

わが社のあるべき姿は、『 社訓【業励徳修】・ミッション・ビジョン【りんごの里五つの誓い】を実践し、社員の幸福度、顧客の満足度、社会への貢献度が高い、クオリティカンパニーであること 』と定めます。

わが社は「社員の幸福度」をあげるために次のことに取り組みます。

① 安定した利益を確保し、社員の生活不安を解消します。
② 社員が健康的な毎日を過ごせるようにサポートします。
③ 社員の努力を承認します。
④ 人材育成に投資し社員の能力を開発します。

2022年 年頭所感において、良き社風なき所に人は育たず定着率は上がらないと述べました。
良き社風とは、傾聴する・支援する・励ます・尊敬する・信用する・受容する・意見の違いについて交渉するということです。
良き社風とは、職場の人間関係が良く、経営者に対する信頼があり、会社のミッション・ビジョンに共感性があるということです。
良き社風は、社員一人一人が【ソーシャルワーク フィロソフィー】を腹の底から実現しようと誓うことにより醸成されます。口パクや言ったふりをしていては良き社風は育ちません。
毎朝、「りんごの里五つの誓い」を唱和するということは、自分に対して「できているか」と問うているのです。
「チームいいね!」運動を全社に広げていきましょう。「できないことを責めるのではなく、できることを誉める社風」を育てていきましょう。

わが社は「事業モデルの変革と創造」に取り組みます。
2000年に施行された介護保険制度の先行きは不透明です。反して、ICTの医療・介護、健康分野、まちづくりや環境分野における利用活用は増大し続け、利用することが「あたりまえ」になっていくことは確実です。通信ツールとしての携帯電話から、家電がネットでつながり、スマートフォン一つで全てをコントロールできるようになると予測できなかったように、近未来に予想を超える世界が出現します。冒頭、「普遍的な利益(価値)」を求めると言った真意がここにひそんでいます。どんな時代になっても求められる価値に、ICTを活用した価値をいかに結びつけていくかが新たな成長のカギとなっていきます。

2020年グループ会社「こえる株式会社」を創業し、2022年1月に【こえるの杜】を取得。今期「こえる農場株式会社」を創業し、【こえる農場】を拓きます。環境課題に取組む姿勢は、普遍的利益を求め新たな成長を期していくうえで欠かせない視点であると考えます。新事業へのチャレンジ、こえるの杜とこえる農場が創り出す新しい価値は、会社永続のため次世代への橋頭堡(きょうとうほ)となると確信しています。

りんごの里五つの誓いにおいて、『私たちは幸せを実現する。幸せは人からあたえられるものではない』と宣言しています。また、社訓「業励徳修」は「行動」を求めています。二宮尊徳は行動に重きを置いていました。教えを意訳すると「わたしの教えは、実行を尊ぶ。書物や知識は、機織(はたおり)するときの【縦糸】で、縦糸だけでは織ることができない。実行という【横糸】を毎日織り込んでいって、はじめて役に立つ」と述べています。

りんごの種子(たね)の中には、実(み)になる前から果実や空気、水、太陽の光があることを想像してみて下さい。同じように、人の思考の中にもすでにこれから起きる出来事の種子があるのです。そのことを信じる人に成果が現実化します。
社員のみなさん、自分を信じて、チームを信じて「幸せ」を実現していきましょう。

 

2022年5月1日

有限会社
こ え る 株式会社
代表取締役 神部寿郎

2021年度 事業指針

りんごの里グループ事業指針

「強い願望は実現する」と言っても実現できなかったことも多々ある。志望大学に受からない、かすりもしない司法試験、良好な人間関係。人は、結果はすぐに出るものと思いがちだが、成果がすぐに出る場合は僥倖(ぎょうこう)で、出ない場合も多く時によっては数年かかることもある。
人はそれを『失敗』と解釈しがちだがそうではない。

創業して18年になる今期、私の願望は「クオリティカンパニーになる」ということ。我が社のミッションとビジョンを実践していけばいずれそうなる。しかし、期限を決めない願望が実現する確率は低い。
私は、『第22期(2024年5月)までにクオリティカンパニーになる』とコミットする。

2019年「腐っちまったりんご」を助けなければと発願し2年経過した。行き詰まりつつある介護保険財政とcovid19で加速した「文明の転換期」に耐え得る事業モデルの創造、中長期の会社の在り方を考えている間に、足元は火の車になっていた。「会社は何もしない」という短絡的フレーズでは説明がつかない。ここでは、会社の望みと社員の望みがどんどん乖離(かいり)した結果と言うにとどめる。
いずれにしても「経営者が創り出している」という意識で改革し必ず再生する事を約束する。

我が社の社訓は「業励徳積」と定めている。また第18期(2020年度)の事業指針は「自分の花を咲かせ、笑顔を届けよう」とした。このフレーズには、自分だけが花を咲かせるのではなく、相手も花を咲かせようという意味をこめている。自分だけではなく相手もハッピーになれるように仕事に励もう。
第19期(2021年度)の事業指針を「自利 利他」と定める。

 

2021年5月1日

有限会社
代表取締役 神部寿郎

2020年度 事業指針

りんごの里グループ事業指針

誰でも
いつの時代でも
どんな事が起きても
人である限り変わらない普遍的な価値があると信ずる。

人は「出会う」ことで喜びを得る。
デジタル消費・オンラインサービスの時代になっても、人は「出会う」ことを求める。
ゆえに文明の転換期の中、その出会いに意味があるのかという「出会いのクオリティー」が大切になってくる。
今期りんごの里グループは、クオリティーに挑戦する。

社訓「業励徳積」に則り、第18期(2020年度)事業指針を「自分の花を咲かせ、笑顔を届けよう」と定める。

 

2020年5月1日

有限会社
代表取締役 神部寿郎

有限会社 ソーシャルワーク 愛唱歌

有限会社 ソーシャルワーク 愛唱歌

2020年8月1日創業17周年を記念し、愛唱歌「今日はよい日」と定める。

今日はよい日

西條八十 作詞 古関裕而 作曲

今日はよい日だ  みんな元気で

こうして集まり  こうして話せた

ひとひらの花の中にも  天国があるよ

みじかい時の中にも  幸せがあるよ

今日はよい日だ 讃えよともに

創立記念日 社長メッセージ

【創立18周年記念日】
有限会社ソーシャルワーク代表取締役神部寿郎による「創立記念日 社長メッセージ」を下記のとおりお知らせします。

2020年に出現したCOVID-19の終息を見果てぬ中、1年延期された2020東京オリンピックが開催されています。

弊社はおかげさまで創業18周年を迎えることができました。社員とそのご家族、ご利用者様、私たちを支えていただきました多くの皆様に心より感謝申し上げます。

昨年の創立記念日メッセージ『普遍的な利益を求めて、新たな成長へ』の中で述べておりますように「利他の精神に基づき、社会問題を仕事という経済的な活動を通じて解決し、人々の物心両面の幸せを実現していきます」という私たちのスタンスは変わりません。

一方私たちは逆境の中にいることを申し上げなくてはいけません。採用しては辞めてしまう、採用しては辞めてしまう。重ねて長年弊社で働いてくれた社員の離反。就業規則の改定・給与規定の制定をはじめとする雇用環境の整備。経営会議や各種会議での検討、改革を実行しておりますが成果はあらわれておりません。しかし、愚直に弊社のビジョン「りんごの里五つの誓い」、社訓「業励徳積」を実践し人材育成の取り組みを図っていくならば、かならず水質は改善されます。不安を感じている社員もいるかもしれませんが、創業以来18年弊社のミッション「この街で自分らしく生きていくことを支援します」の根本原理にいささかのブレはありません。逆境の裏面は順境です。それを信じて、ソーシャルワークりんごの里の社員一丸となって、社業を通じ「自分だけでなく相手もハッピーになれるよう」励んでいきましょう。

私も社長としての残された人生を、1年を3年と考えて社業に励んでまいります。
社員のみなさん、ともに頑張りましょう。

以上

【2021.08.01】

【創立17周年記念日】
有限会社ソーシャルワーク代表取締役神部寿郎による「創立記念日 社長メッセージ」を下記のとおりお知らせします。

普遍的利益を求めて、新たな成長へ

新型コロナウイルスの感染が続く中、おかげさまで創業17周年を迎えることができました。社員とそのご家族様、ご利用者様、私たちを支えていただきました多くの皆様に、心より感謝申しあげます。

全世界でCOVID-19が猛威をふるっています。このことはウイルス感染という疾患にとどまらず、経済社会の破局とそれを乗り越えた先の「文明の転換」を引き起こしています。このような危機的状況において、私たちがなすべきことは、常に変化しイノベーションしていくことだと確信しています。一方、常に創業理念と社訓に基づくという私たちのスタンスは不変であり、両者は矛盾しないと考えます。

戦略として、会社の目的を意識しながら、ICTを活用とした取り組みを行います。「新たな成長に向けて」当社にとって必要なことは、「事業モデルの変革」と「組織力の向上」です。事業モデルの変革には時間がかかります。社内や他社のビジネスパートナーとも時間をかけて議論し、成長分野へ挑戦し事業モデルの変革に取り組んでいきます。組織力の向上の基本は、人すなわち社員力です。社員の採用や教育システムを整備して組織をリフレッシュさせていきます。サステナブルな成長を続けていくために、環境課題に取り組む姿勢は事業モデルの変革と密接なつながりがあると考えます。新型コロナウイルス感染症はネガティブな側面だけではなく、「普遍的利益」の存在を気付かせました。資本に価値をおく「利益を求める経済」ではなく、「生命を守る経済」に価値がある事を示してくれました。利他の精神に基づき、社会問題を仕事という経済的な活動を通じて解決し、人々の物心両面の幸せを実現していきます。

陽はのぼり しずみ

花はさき ちり

人はめざめ ねむる

人は今を生きるが、「思考」を通じて過去と未来に生きる。

会社もまた経済を営み今を生きるが、「理念」を通じて未来に生きる。

COVID-19はニュノーマルを強いますが、人類が獲得してきた本質は変わりません。当社グループが担っている役割の大きさ重要性を心に銘じ、事業継続と新たな成長を果たしていきたいと決意します。

社員のみなさん、ともに頑張りましょう。

以上

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