ごあいさつ
親里は、大いなる母の愛をもって、ご利用者様の願いに応えていきます。
親里は、目の前の両津湾が一望でき、昇る朝日を仰ぎ、金北山に沈む夕日を拝することもでき、佐渡と本土を結ぶ船の往来を眺める位置にあります。
敷地内は31種類の草木が一年中咲き、施設では在宅での状況と同様に精神的に落ち着いた日常生活を送るためのユニットケアのご支援をさせていただいています。
最善の福祉医療を皆々さまが受けられますよう施設長を始め全職員が一丸となって取り組んでいますので、今後とも何卒宜しくご支援くださいますよう心からお願い申し上げます。
社会福祉法人 庄やの里
理事長 平 辰
施設長には、平成25年6月より佐渡(畑野)出身の
小田 隆晴(山形県立中央病院名誉院長)が新しく就任致しました。
医師が常駐しておりますので、急な体調不良にもご安心頂けます。
この人もあの人もみんな「親」 〜愛と感謝でご恩返し〜
社会福祉法人「庄やの里」は、佐渡出身の平辰理事長が、佐渡島の高齢者が最善の福祉医療を受けられますようにと、私財を抛って五年前に開設した施設です。
介護老人保健施設「親里」は入所施設ですが、その他のサービスとして、短期入所(すみよし)、通所リハビリと居宅介護支援事業を行っております。当施設は医療と介護の二つが癒合された施設で、一人の利用者に対してどうかかわっていくかについて、医師、看護師、リハビリ専門職(理学療法士・言語聴覚士)、介護職員、ケアマネージャー、支援相談員、栄養士などの多くの職種がチームとして検討できるという強みがあります。今迄に超高齢者、病後や認知症の多くの方々にご利用していただき、在宅生活への復帰と自立生活の支援に努めてまいりました。
親里は、利用者の皆様が毎日自宅にいるような生活を目指しております。大浴場は佐渡沖の深海からくみ上げた海洋深層水を使用し、リハビリではウオーターベッド型マッサージ、エルゴメーター、パーフェクトボディなどの医療機器をそろえ、プライバシーが確保されたユニットケア(個室)の生活を過ごすことも可能です。その他には認知症の進行を抑える口の体操、パズル、カード、ブロックを使ったリハビリや園芸、カラオケ、折り紙、書道、絵画などなどの多彩な楽しいレクリエーションをご用意しております。今の親里は、あちこちで三つの愛と三つの声があふれています。三つの愛とは愛し愛・話し愛・いたわり愛で、三つの声とは笑い声・話し声・歌声です。人間である限り、いつかは老い、病み、そして最期を迎えます。私たちスタッフはこれからも利用者さんが、この世に生命をうけたことに感謝し「ありがとう」の言葉で喜びや嬉しさを共有できるよう、平辰理事長の掲げる「慈愛」に満ちあふれた人間性を大切にした介護施設を目指し地域福祉の推進に努めてまいりたいと思っておりますので、宜しくお願いします。
施設長・医学博士 小田 隆晴
新潟大学医学部卒業
山形大学医学部講師、山形県立河北病院副院長を経て
平成18年4月から25年3月まで山形県立中央病院長を勤める。