高齢者の「生活の質」を支える都市型施設として位置付け、その役割分担を果たしてまいります。
平素は、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
瑞雲会の母体であります高田馬場病院は、大正14年創業以来、東京の豊島神田川沿いにて都民の健康を守ってまいりました。
世の変遷につれ、病院周辺にはマンションが増え、核家族化、人口の高齢化が進み、医療も介護部門の必要性が増してきました。
今般、医療はある程度落ち着き食事療法やリハビリテーション等による筋力増強が必要な方、お世話の必要な認知症の方の入所、急に家庭で介護が受けられなくなった方への生活支援が社会的に待ち望まれる今日となり、ここに「介護老人保健施設 安寿」が誕生するにいたりました。
安寿は基本方針として
- ご利用者の人としての尊厳を最大限重視します。
- ご家族の介護する力をバックアップします。 介護疲れを軽減するとともに、在宅介護の方法・情報の普及に努めます。
- 地域の特性に根ざした施設づくりを推進します。行政・関係機関との連携に努めます。また、ボランティアの導入、学生実習の受け入れ等を通じて地域に開かれた施設を目指します。
- 職員は、専門職としての高潔な職業倫理を保持し、それを実践していきます。また、定期的に看護・介護研修に参加するなど、自己研鑚に努めます。
を掲げご利用者のための施設運営に努めてまいります。
よろしくご支援の程お願い申し上げます。
医療法人社団 瑞雲会
理事長 中本 譲