障害福祉サービス
利用者の思いに応え、利用者目線のケア、あなたの“したい”に応えるサービスです。
利用者の思いに応え、利用者目線のケアをモットーにしています。
24歳の時です。代表である私自身が交通事故により頸髄損傷という障害を負うことになり、それから現在に至るまで長時間の介護を受けて生活をしています。
<良かれと思ってやっていることが苦痛・・・>
今まで多くの事業所から様々なヘルパー方のサポートを受けていく中で、サポートの仕方が良くも悪くも人それぞれで、しんどいなあと感じることが多々ありました。というのもヘルパーの方がよかれと思ってやっていたことが、自分には快適でないということが、日々の生活の中でいくつもあるのです。
例えば、暑いからとエアコンを入れてくれるのですが、それよりも扇風機の方がよかったり、はたまた、窓を開ける方がよかったり・・・。
最初のころは仕方ない、悪気があってやっているのではないのだ、と自分に言い聞かせて、何も言わずにいました。しかし途中からそれは違うのでは・・・と思うようになりました。
自分の希望を伝えず、ガマンすることがベストではない、とも感じました。
同時に「こういうケアだったら良いのに」「こういう研修をすればヘルパーとしてスキルアップと介護士のプロとして成長できるのに」と感じることが多くありました。その時気づきました。ヘルパーさんが良かれと思ってやっていることに遠慮している人が多いのではないだろうか?障害を持っているからといってガマンする必要はないのだ。大事なのは自分らしく生きていくことなのだと。
<同じような障害でもサポートはそれぞれ>
障害が同じような障害であっても同じようなサポートをすれば良いというわけではありません。障害者も個人個人それぞれ性格も考え方も違うし、どんなサポートをして欲しいか、というニーズも違います。
だからこそかむしぃでは、利用者の思いに応え、利用者目線のケアをモットーにしています。利用者の「○○したい」に応えるケアを心がけ、障害をもっていても自分らしい生活が送れるよう考えるケアでサポートしています。
おかげさまでかむしぃを利用してくださる方からは「かむしぃさんに依頼してよかった」「ちょっとしたことだけれど、ヘルパーさんの対応が全く違う。」「またお願いしたい」という声をいただいています。
<障害があっても〇〇したい>
私には趣味があります。それは旅行とスキューバダイビングです。
こういうとビックリするかもしれませんね。
障害があっても趣味は大切です。○○したいという気持ちを捨ててはいけません。
とはいえ、こんな活動ができるのも、私のことを理解してくれるヘルパーさんがあってのこと。型どおりでなく、私に寄り添ってくれるヘルパーさんにはとても感謝しています。
だからこそ、介護をする側とされる側の「出会い」を大切に、当社に関わるすべての人が自分らしい人生を送れて、かむしぃを選んでよかったと思えるよう、区内ナンバーワンの満足度を得られる会社を目指しています。
【過去に講演させていただいたケース(抜粋)】
・障がい者支援施設かしの木ケアセンターにて(埼玉県)
療護施設入居者様にむけて、施設と在宅の場合での違いについて、例えば起床、食事、入浴等の時間管理など、様々な角度から取り上げお話させていただきました。
また入居者の方と地域社会が関わり方についても、実体験を元に住居探しのことなど細部にわたりお話しました。
・日本福祉教育専門学校(高田馬場)
大半が相談員を目指している社会福祉士学科の生徒達に向けて「ソーシャルワーカーとして、どう接すれば良いのか」などを障害当事者として講演しています。「障害者の教科書通りではない本当の気持ち」をそれぞれのケースでお話しています。
例えば入院生活やリハビリ生活、施設生活など、その時の心境なども含めて、障害当事者だからこそ言える内容です。また生徒さんたちは、障害者と接する経験が少ないこともあり、質疑応答の時間は活発に発言されています。
・相談支援従事者初任者研修(足立区)
障害者の相談支援専門員を目指す受講生に向けて、地域で暮らす障害者が望むことや、自身の経験も参考に、在宅での暮らし方の一例として、お話いたしました。
・交通サポートマネージャー研修(品川区)
JR東海からの依頼で、主に駅員さんに向けて講演。
日ごろ障害者と接することが少ないため「そもそもどう接していいのかわからない」ということから依頼がありました。
「ヘルパーさんがいる場合、どちらに話しかけたらいいの?」
「車椅子を押すのは手伝った方がいいの?」
といった駅を利用する際の些細な疑問などを伺った上で、その対応についてもお話をしました。
日本福祉教育専門学校(高田馬場)にて
実際の移動する際の演習の様子です。
坂道だとどんなことに気をつけるのか、どうやって対応していくのか
ヘルパーさんが気をつけることや利用者の希望などを伝えながら演習しています。
合同会社 かむしぃ
代表 石毛 正幸