理事長挨拶

新年あけましておめでとうございます。

4年前確認された、新型コロナウイルス感染症は変異を繰り返し、5年目を迎えましたがいまだ収束に至らず、老人介護施設や障がい者支援施設である総合福祉施設「らふらんす大江」でも、関係機関のご指導をいただきながら感染防止対策には最善の努力をしながら介護や支援にあたってきました。

幸い、大過なく穏やかな新年を迎えられましたのは、大江町をはじめ関係機関等のご指導はもとより、利用者の皆様とご家族様との面会制限などのご理解をいただき、介護、支援に当たった職員の努力のお陰と心から感謝しております。

さて、昨年度をふり返りますと、新たなワクチン接種や治療薬の開発の効果か、新型コロナウイルス感染症の重症化が少なくなったことを背景に、5月8日インフルエンザ並みの5類に引き下げられ、公衆の場でのマスクの着用も「個人の意思」にゆだねることになった安堵感た。4年という長きわたるコロナ禍抑圧からの脱出願望が強くなっていたのか。インバウンド、旅行、飲食業の復活、同時に産業経済活動の平常化で人的交流が戻りつつあり、年末には、新型コロナウイルス禍脱出の糸口が見えてきたという期待感を持ちました。

しかしながら保健所などの新型コロナウイルス感染症の感染数が上昇傾向にあるとの報告もあり、令和6年の「総合福祉施設らふらんす大江」では新型コロナウイルス禍収束に向けての最後の年にななるよう願いを込めて職員共々取り組む決意でありますので,大江町民をはじめ近隣市町のご利用者の皆様には、総合福祉施設の有利性をご理解いただきご利用くださるようお願い申し上げ遅ればせながらのご挨拶といたします。

社会福祉法人 碧水会

理事長 阿 部 啓 一

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