ごあいさつ

『志は高く、敷居は低く。ご利用者のやすらげるわが家になるために、地域のひとつの家であるために。』

当法人は平成16年12月に設立しました。翌年平成17年6月に認知症グループホームと居宅介護支援事業所を開設し、令和2年11月現在、地域密着型高齢者施設を4事業所運営しております。設立当初から現在に至るまでに大過なく運営できましたことは、多くの関係者並び関係機関、そして利用者様とご家族様、また役職員一同のご理解とご協力の賜と深く感謝申し上げます。

さて、社会の複雑化が更に進む中、求められる福祉ニーズの多様化も同様に進んでおります。「住み慣れた地域で安心して暮らし続けたい」誰もが願うこの想いに応えるべく、当法人といたしましても、これまでの既成概念に捉われる事なく、柔軟な事業展開を推し進めていく事が、今後の社会福祉法人に求められる姿であると確信いたしております。

当法人を取り巻く環境は決して平坦ではありません。介護報酬改定や社会福祉法改正による制度改革など厳しい状況が想定される中、施設・設備の劣化対策や人材の確保・育成等、多くの課題を抱えておりますが、皆様のお力添えをいただきながら一歩一歩着実に前進できるよう取り組んでまいりたいと考えております。

今後とも、利用者本位のきめ細やかなサービス提供に努め、満足いただけるケアを目指し、地域福祉の拠点として皆様から信頼される施設となるよう役職員一同取り組んでまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

社会福祉法人正心会
理事長　渡邉一郎