私は、わが国が直面する「高齢化社会」について、多くの方が“高齢化社会問題”として、“問題視”していることをとても遺憾に思います。
ご長寿の方々が増えることは“問題”ではありません。大変素晴らしいことです。国民の1人として、高齢者の方々が、元気で長生きできる社会であることを心から誇りに思います。
高齢者の方々は、今日の日本の礎を築き上げてきた大先輩です。そのお陰で現在の我々があります。社会が高齢化することで起きる事象を“問題視”するのではなく、取り組むべき「課題」として捉えております。
その想いを根幹に、社会福祉法人東明会は、平成17年12月に法人を設立、平成18年11月にケアハウスとうめいを開設しました。
東明会の理念は、「高齢者の不の解消」です。
高齢者の皆様の不安を安心に、不快を快適に、不満を満足に変え、笑顔で心豊かな人生を送ることができるよう、多種多様の支援を致します。
あらゆる不の解消が、高齢者の皆様の人生をより豊かなものとすると考えます。
ケアハウスとうめいの運営において、最たる特徴は、隣接する認定こども園東明幼稚園との交流です。
年間を通して、多くの交流の場を設けております。核家族化が進行する社会において、高齢者と子どものふれあいや交流は、双方にとって大変重要な意味を持ち、言葉では言い尽くせないほどの素晴らしい効果があります。
今後も、常に確固たる理念と熱意をもち、社会福祉事業の運営を通して、前述の「課題」に取り組み、『素晴らしい高齢化社会』の建設に寄与したいと強く考えます。
社会福祉法人 東明会
理事長 光武 典彦 |