ごあいさつ

施設長の志

私の母(おっかー)、七栄のメッセージ 
山形県天童市石倉、生まれ

昭和三十年代実家の山で薪を集めてリヤカーに私と妹を乗せて民家に売り歩くと思いきや、今日は建設現場で生コン運び、6人の子供とおばあさん、収入のないおやじ、毎日食べるのが精一杯。。。。でも社交的で明るい貧乏、他人かまわず世話好き、自分は我慢しても子供に食べさせる心ある自慢の母、一方私は村の健康優良児(と言っても体格が大きいだけ)村一番のガキ大将(つまり大食い)でも自慢出来る位の仲良しコンビ何時もじゃれ合い、2人でふざけっこ。。。。。

おやじが死んで、母の兄弟も亡くなった頃、家の者が話を聞いてくれないと言いはじめた(元々母は愚痴や悪口は言わない人)何を話してもちっとも通じ無いので、もう何も語らないと言いました。認知症の症状が出てきて、、、食欲が細り、、、外出や庭での菜園や私の好物の日本一の梅干作りも許されず、、、体力も弱くなり、、、脳梗塞の疑いも出て、、、右片麻痺になり、、、いつの間にか背中に床ずれ、、、早5年の月日が流れました、、、今食事は鼻から、動くところは目と指先のみ、私なりにより良い介護とは何かを考え(人生とは)、勉強をしました、私なら母をこんなデイに通わせたいと強く思う様になりました。私財を全て投じて、21年間の事業も閉じて、平成17年3月1日ふじさんデイサービスを横浜市都筑区に立ち上げました。
介護は日常生活のお手伝いです(生き方)其の為に、寝たきりにしない事、栄養、運動、特におしゃべりが大切です、扉を開けて心の思いを聞かせてもらうには、対応を工夫勉強しないと聞けません、そこには病状の改善と維持するヒントが有ります♥広い意味のリハビリが進みます。私は母の心を心として、少しでもお役に立つように私なりの介護(予防)と地域の高齢者とのお付き合いを行います。

ふじさんデイサービス 社長 施設長 工藤秀男