大規模改修工事も終わり、晴れてこの４月より法人運営の施設となりました。また、法人への移管に合わせ生活介護サービスを開始し、就労継続支援B型と合わせ多機能型施設として再出発することになりました。昭和から平成、令和へと時代が移り変わっていく中で、練馬区の障害福祉施策の一端を担いながら、一般就労への架け橋としての支援や施設内就労支援を利用者第一の視点で進めてまいりました。これからも「自分を愛するようにあなたの隣人を愛せよ」という法人のゆるぎない基本理念のもと、多くの方に選ばれる施設を目指し、より良い支援サービスの提供を進めてまいります。
さて、７月からは生活介護の利用を希望する方の一般公募を開始します。当施設では、長年にわたって軽作業を中心に事業を進めてきたノウハウを生活介護サービスにも生かしてまいります。作業意欲や作業能力がありながらも生活面の介護や情緒面での配慮が必要なために就労支援施設をあきらめていた方や、これまで就労支援施設で頑張ってきたものの、高齢化や重度化のために機能低下している方に対して、マイペースで作業や創作活動、機能訓練、娯楽活動などができるよう、個人に合わせた支援をすすめてまいります。また、従来通り就労継続支援Ｂ型についても随時募集しています。アメニティグッズや文具、玩具等の封入作業や箱折作業、ダイレクトメールの仕事のほか、自主生産作業としてパウンドケーキなどの焼き菓子の製造、販売活動に力を入れていく予定です。就労継続支援Ｂ型か生活介護か、どちらを選択しようか迷っている方など、お気軽にお問合せください。
社会福祉法人 武蔵野会
北町福祉作業所
施設長 木村 文孝
