ごあいさつ

アットリハの思い

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株式会社 AT

代表取締役 津田 篤志

(理学療法士/介護支援専門員/相談支援専門員)

〈在宅に専念したいと思ったきっかけ〉

 私は、理学療法士免許を取得後、8年間急性期の病院に勤務しました。病院ではできる限り退院後の生活を想定してリハビリのプログラムを立案、実施してきました。しかし3ヶ月ほどで次々と退院や転院をしてしまいます。中には入院前の生活を取り戻せないままご自宅に退院していく患者様も多く、その現状を目の当たりにして担当していた患者様の退院後の生活が気になるようになりました。
 そこで、病院で働きながら週2日は訪問看護ステーションに勤務し、ご自宅でのリハビリを担当させていただきました。
 ご自宅でのリハビリは、退院後の生活だけでなく5年後10年後といった病院でのリハビリではなかなか想定できない、ひとりひとりの人生に寄り添うリハビリの現場を経験させていただきました。
実際の生活の場(自宅や施設など)で行うことが、そのご利用者様にとって一番重要な生活のリハビリで、私が専念していきたいリハビリの現場だと実感しました。

〈在宅看護に対する思い〉

 訪問看護ステーションの看護師をはじめ、ご利用者様やそのご家族。また入院患者様やそのご家族など、様々な方々と接する中で、ご自分で選択することができる「最期の場所」や、それに対するご家族の思いに直接触れる機会があります。
 大半の方は、ご自身が「亡くなる時は自宅に帰りたい。」という思いがあるのに対して、ご家族は在宅で看取ることに対する不安が強いことを知りました。そこで私が感じた不安は、ご家族は本人が家に戻ることで今までの質の高い医療が提供されなくなってしまうのではないか、という不安。また自宅に医療依存度が高い家族がいても、万が一の時に病院のような適切な処置が受けられないのではないか、という不安。このような不安が強いためご自宅へ帰ることを遠ざけているのではないかと感じました。
 私や私の家族が「最期の場所」を選択できる状況になったことを考えると、訪問看護ステーションの質が向上する。困った時にはいつでも相談できる。病院のナースコールのように万が一の時には家に駆けつけてくれる。そのような環境があれば自宅での看取りを選択することができるのではないかと考えました。
 私たちアットリハは近隣に住む看護師が手を取り合って、その地域で暮らしている方々の「最期の場所」を選択できるように、ご自宅での看取りについて真摯に知識や経験を蓄え、実践していく訪問看護ステーションを目指す。また一歩ずつ地域の連携の中で成長していきたい、という強い思いがあり訪問看護ステーションを開設しました。

〈アットリハが思う生きがい〉

 アットリハは自宅で生活するご利用者様の生きがいを見つける訪問看護ステーションでありたいと思っています。ご自宅での役割や社会交流など、ご利用者様の生きがいの一つと考え、ご本人様にあった役割や社会交流の提案をさせていただくことも私たちが関わっていく中の一つの意義として努力しています。
@ 役割:自宅や施設の中でご利用者様ご自身ができること(犬の散歩や洗濯、その他には 車椅子に自分で移る事や自分で布団をかけるなど)
A 交流:ご近所さんとよく話す、ご家族全員とよく話す。デイサービス利用者同士でよく話す。デイサービスの介護職員と話す。訪問ヘルパー以外とはほとんど会話がない。
 上記の内容など、その方の社会的交流がどのような内容になっていて、どのようにするべきなのかを一緒に考えます。

〈アットリハで働く環境〉

 アットリハは、自分のペースで仕事とプライベートの両立をすることができ、仕事中でも心に余裕を持って働ける環境を作ることを目標にしております。
 自分のペースとは、勤務時間や勤務日数を選択できるだけではなく、ノルマなどもありません。少ない訪問件数でゆっくり働きたい、短時間でできる限り多く件数を訪問したいなど、その方のプライベートや生活スタイルに合わせた勤務が可能な職場です。できる限り近隣のスタッフで近隣のご利用者様を支えたいという目標がありますので、お子さんが幼稚園に通っていて、短時間勤務のママさんスタッフなども多数在籍しております。
 また、訪問看護ステーションの成長として、緩和ケア分野、看取り分野、精神分野、小児分野、難病分野など様々な専門性を成長させていくことで、働くスタッフも専門職種として他では経験できない、やりがいある職場環境を作っていくことを目指しております。