役員だより

踏み出す一歩

皆さんこんにちは、第2ブロックで理事をしております今田章一です。暑い日が続き、これからが夏本番といったところですが、いかがお過ごしでしょうか。

私事ですが、今年4月に法人内での異動があり、長年携わってきた障がい者支援の分野から高齢者支援の分野へとフィールドを移し、心機一転、一喜一憂、四苦八苦しながら毎日の職務に励んでおります。長年、介護の業務にあたっておりますが、介護する方の対象、年齢、場所(通所、入所等)によって、必要とされる介護技術や知識がまったく違ってくるんだなぁと肌で痛感すると共にこの介護という職業の奥深さに改めて気付かされます。

話は変わりますが、私の職場には小さな菜園があります。茄子、トマト、キュウリ、オクラ、かぼちゃなどなど、夏野菜が今まさに収穫の時期を迎えています。施設の利用者さん、職員、託児の子どもたち、地域のおばあさんとさまざまな人たちが、毎日、今日はどの野菜がなっているのか、どれを取って帰ろうかと立ち寄られます。

この時期は草取りとの戦いでもあります。先日、いつものように仕事の合間をぬって草取りに精を出していると、隣の畑で同じように草取りしていたおばあさんが声をかけてこられ、「うちで採れたかぼちゃ食べてみんさい。いりこであもうたいたら(甘く煮たら)うまいんじゃけぇ」と、採れたてのかぼちゃをわけてくださいました。私は甘いかぼちゃがあまり好きではなかったのですが、言われたとおりに作って食べてみると、これが意外といける!とってもおいしくいただきました。

小さな菜園ですが、生み出すものは野菜や果実だけではなく、人と人、施設と地域をつなぐ大きな役割のひとつとなっているのだなぁと感じられる出来事でした。施設の中で仕事をすることが多いですが、一歩外に活動の幅を広げると地域とのつながりが出来てくるものなのかもしれません。皆さんもお忙しいとは思いますが、一歩外に足を踏み出してみませんか。

公益社団法人 広島県介護福祉士会
理事 今田 章一