特定非営利活動法人すずらんホームページ

ヘルパーの皆様へ

　今年はいつまでも夏を思わせるような暑さが続いていたせいか、急な寒さや昼間の暑さにどう対処していいのか例年以上に戸惑っています。年齢を重ねるに従い体温調整も難しかったり、うっかり忘れ物をして帰ったり自分でも予想もしない行動にびっくりしてしまいます。11月も下旬になり一気に寒さも進みそうです。

手袋やマフラーなど体温調整できるものを駆使しながらこの冬も乗り切っていきたいと思います。

記

●すずらん忘年会にご参加いただきありがとうございました。短い時間でしたが楽しくご歓談頂けましたでしょうか。
今回、BCP（事業継続計画）の非常時の水や非常食のローリングストックにご協力をお願いしたく、皆さんに水と非常用パンをお配りしました。参加されなかった方は、今月の記録提出時にお渡ししますので来られる際はご一報下さい。
●11月１日から道路交通法が改正になり、自転車運転の罰則が厳しくなりました。
ながらスマホや歩道の通行禁止、逆走など、今一度確認と安全運転をお願い致します。寝屋川市の65歳以上の自転車ヘルメットの補助金申請用紙を同封しましたのでご参照下さい。R７年２月末まで（予算が無くなり次第終了）
●インフルエンザ予防接種の補助金は年内いっぱいです。忘れずにお願いします。

【11月10日『市民大訓練』に参加しました】
当日は近くの公園に集合➡小学校へ移動➡体育館で簡易トイレやテントの設置、木材をチェーンソーで切断したり、病障人の退避室、ペットの退避室など非常時の校舎内の利用案内などありました。暑い中大変でしたが、全員に非常食用の「食物繊維入り高カロリーパン」と「水でも戻るアルファ米」なども配布されました。
≪参加しての感想≫
・体育館にはテントはあるものの2人用で低くて狭く、敷物など無く床は硬い
（長時間座ったり、横になるには苦痛を感じる）
・ポンプ車から水を配給されるが、バケツやポリタンクなどの入れ物が必要
（重いので、出来ればリュックなど背負えるものが良い）
・ペットはゲージやサークルなど隔離しておけるものが無いと預かれない
（ペットフードなどの用意が必要、飼い主と別の場所）
・持病の方など、傷病は自己申告しないと理解してもらえない（薬も必要）
・「鍵ボックス」が常時校門に有り、震度５以上を感知すると自動開錠され誰でも入ることができる事は安心できる
避難場所はあってもやはり、各家庭の非常時対策が大切だとつくづく実感しました

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個人情報・プライバシー保護

個人情報とは、氏名、生年月日、住所など特定の個人を識別できるものや番号、記号、符号などの情報単体から特定の個人を識別できる「個人識別符号」を含むもの。複数の情報を組み合わせることで個人を特定できる場合、それらの情報全体が個人情報となります。
利用者のプライバシーを保護することは、介護保険法（障害者総合支援法）の目指す「尊厳の保持」と「自立した生活」を実現するために欠かせません。他人に知られたくない・干渉されたくないと感じる私的領域“すべて”がプライバシーにあたると認識しましょう。

特に配慮が必要な「要配慮個人情報」

●身体障害・知的障害・精神障害（発達障害を含む）などの障害があること
●人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴、犯罪により被害を被った事実
●医師等により行われた健康診断その他の検査の結果、保健指導、診療情報、調剤情報

「個人情報保護法」

個人データの漏えいなどがあった場合、報告をしても措置命令に従わないと法定刑や罰金刑が科せられます。
ペナルティーの対象は、事業者だけでなく行為者となった職員個人にも科せられる可能性があります。
※ペナルティー（法定刑・罰金刑）
　●法人等…1億円以下の罰金　　●行為者…1年以下の懲役または100万円以下の罰金
※基準違反による行政処分
　●守秘義務を怠り基準違反があれば、事業所の指定取り消しなどの行政処分を科せられる可能性がある。

訪問介護サービスそのものが「利用者のプライバシーに介入する業務」

利用者の性格や生活歴、家族構成、病歴、心身の状態、価値観、考え方、間取り、物品の場所などのパーソナルな情報を収集することで、はじめて利用者個々に適したサービスを実践できます。とはいえ、人は誰もが自身の私生活を見られたり知られたりするのに抵抗があるものです。必要以上に私的領域に踏み込まず、尊厳を傷つけないサービス提供が強く求められます。

※訪問介護においてプライバシー侵害にあたる可能性のあるケース
●ヘルパーが訪問先に訪問予定表や提供記録を置き忘れる
●「こっちの方が絶対良いから」とヘルパーの価値観や考えを押し付ける
●利用者の許可なく、備品や手紙を見る。SNSやブログに写真や私生活の情報をアップする
●職場外で利用者の愚痴や悩み相談をする。知人や関係性の薄い親族へ利用者情報を話す

※「プライバシーを保護しなさい」と言われても、実際の現場ではなかなか難しい場面も
忘れてはならないのは「あなたが同じことをされたら、どう思うか」という視点です。
「もしあなたが自分の体を動かせなくなったとき、誰かに急かされたらどう思うでしょうか？」
「もしあなたの秘密を、知らないところで誰かに話されていたらどう思うでしょうか？」
●プライバシー保護の本質は、自分がされて嫌なことを相手にしないことです。
●利用者のプライバシーを守ることは、結果として個人情報の保護につながり、逆に、個人情報の紛失や漏えいを防ぐことは、プライバシーの保護につながります。

※「個人情報保護マニュアル」を確認してください。事務所に常備しています。